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    Perfume研究1 人間だもん

     2008年はPerfumeの夢が殆ど実現した年だった。Perfumeのテレビ番組(HAPPY)がオンエアーされ、「GAME」でオリコンウイークリーアルバム1位を獲得、初めての全国ツアー開催(全国10箇所11公演)、「love the world」オリコンウィークリーシングル1位を獲得、武道館単独ライブ開催、紅白歌合戦初出場、この内容はNHKのドキュメンタリー「Perfume二十歳の挑戦」に詳しい。この頃がPerfumeとしてのブレークした後の人気のピークだったかもしれない。
     そして、2009年に「ワンルーム・ディスコ」で再びシングル1位をとり、NHKの「MUSIC JAPAN」、シャンデリアハウス等のレギュラー番組を持ち、スケジュールに追われる毎日を送りながら、キャンディーズ等のアイドル達が経験した最大の壁にぶつかることになる。キャンディーズが「普通の女の子に戻りたい」と宣言した地点にさしかかったのだ。あ~ちゃんにフォーカスしてこの経緯を追ってみる。武道館ライブを行った後、翌年5月の代々木のディスコ!ディスコ!ディスコ!までファンと直接触れ合う機会もなく忙しいだけの毎日を送っていた。そして、3月にあ~ちゃんのブログの更新が止まり7月まで再会されることはなかった。その間の経緯を6月に発売されたロッキンオンジャパンから転載する。

    「自動的に毎日が決められている感じとか、なんでじゃろ?とか思うときもありますね。整体行きたいのに。どうして行けれんのじゃろ?体がおかしくて動かんのにどうして行かれんのじゃろ?みたいな。病院行きたいのに、でも学校に行けるように時間を設定してもらってるから学校は行かないと、でもその後すぐ仕事が詰まっているから病院行けないとか、そういうふうに思っちゃうとキリがなくなっちゃって、おかしくなるんですけど、恵まれていることはわかってるし、すごいありがたいけいど、そう思っちゃう、人間だもの」
    「だって人間なんだもん。遊びたいし、自分のやりたいことしたいっていうことです。これが全て、Perfumeが大きくなったり、いろんな人に見てもらえたりする機会だって分かってる、だから「やります、やらせていただきます」なんだけど、それが毎日毎日になると・・・。」
    「私、『眠い』とか『疲れた』とか、この言葉大嫌いなんですよ、ため息とか、人がしてるのをみたり、私が一番そうなのっていうのをアピールされるのもすごい嫌いなんですよ。だから言いたくない、でも、ここ1~2年くらい言わないとおかしくなっているくのがわかって、それを周りの大人の人に言ってもらって『あ、そうか、口にしたほうがいいんだ』って思って、言いたくないし、言ってるとき自分が嫌な顔をしてるんだろうなあって思うけど、言ったことで自分の中で消化できることってすごいあるらしくて、人間だし、そういうのがあって当たり前だし、いつも、『ありがとうございます』しか言わないなんておかしいし、それしか思ってないこともないしって気付いて、ライブもああやって言ったし、今ここで言ってるし、すごい自分の中で変化があって、だから代々木も新鮮な気持ちでできたし、ライブしてるとき2人のこともすごいよく見たし、前はお客さんしかあまり見てなくて、2人を見てないことに気付いて、見たんですよ、そしたら上がってくる気持ちがすごくあって、超幸せだったんですよ、だから言おうと思ったし、言います」

     20歳の女性が抱えるこむにはあまりにも大きなプレッシャーの中にあ~ちゃんはあったと思う。崖っぷちを歩いてきた売れないPerfumerの頃と同じスタンスでは、すでに立ち行かなくなっていた。自分達を支えてくれたファンとの距離から遠いスタジオやテレビ局の往復だけの生活にあ~ちゃんは疲れ、疑問を持つようになったのではないか。そして代々木のMCやラジオ番組の中で吐露するしかない気持ちがたまっていった。
     Perfume LOCKSという番組の中でファンの子達と直接会話するコーナーがあってパラダイス君という男の子の気持ちに感激して涙する回がある。昔、パラダイス君を題材に作成した動画があるのでみてもらいたい。



     この動画の中で、代々木で何も新しいこと見せれんかったというあ~ちゃんが言っているところがある。私は代々木の演出やビデオはすごいと感心していたので、その言葉の意味が最初わからなかった。パラダイス君を英訳してみて初めて気づいたのだが、ビデオもレーザーの演出も彼女達の表現ではなく踊りと歌だけしか彼女達が観客に見せるものはないんだと改めて気付いた。だからワンルームディスコしか新しいダンスを見せられなかった代々木は新しいダンスをろくに見せられず申し訳ないという気持ちがあったのだ。歌詞や曲を書くわけでもなく、振りをつけるのでもなく、10年近く練習を積み重ねてきたダンスと歌という肉体を使った芸しかできない自分達。いくらテレビに出ようが、笑いをとろうが、彼女達の表現はダンスと歌しかないし、そこでファンとつながっていたいのだ。

    「シングルのリリースって、すごい辛いときがあって。これって何でリリースしてんだっけ?みたいな。ライブがないと忘れちゃうんですよ。シングルは誰が聴いてくれてるんだ?とか、Perfumeがあり続けるために出してるみたいな」
    「私リーダーじゃないし」、感情ばっかり前に出ちゃうタイプだから、うまく話せないし、やっぱりかしゆかやのっちのほうが、ちゃんとその場の『まさに』って言葉を言ってくれるんです。それが本来の形だと思うのですけど、それは武道館のときにも思ったんですけど、代々木でも思って、でも自分は気ばかり張っちゃって、2人に振って上げられる余裕がなくて、だから、『トークがおもしろかったよね、あ~ちゃん、君の言葉に泣かされたよ』みたいなこと言われると、嬉しいんですけど嬉しくない。私だけの気持ちじゃないつもりだし、みんなの気持ち背負って言ってるつもりだし、でもそれってやっぱり本人の口から言ってもらった方が説得力があるし、でも自分はすごいつながっているって思ってるから、それでいいと思ってたんですけど、だからその伝わっていない感じもちょっと悲しかったから…」

     代々木の後、6月12日にのっちがお泊り愛でフライデーされ、翌週かしゆかも喫茶店の盗撮をフライデーされた。次はあ~ちゃんかと世間の好奇心が向いたがその次の週に何ものることはなかった。ただ、この時、一番つらかったの当事者ではないだけに、何も言えない何もできないあ~ちゃんだったのではないだろうか。のっちとかしゆかに裏切られたと非難が集中し、憶測が憶測を呼び、あ~ちゃんの精神不安定説がネットを賑わし、そのせいで某ブログが炎上し、Perfumeの人気もこれまでかと言われても、Perfumeサイドは沈黙を守るしかなかった。

     そしてトライアングルのアルバムリリース7月8日がやってきた。Perfumeはこのままファンから見捨てられるんじゃないかとあ~ちゃんは思っていたのかもしれない。

    8日(水)朝10時のラジオ「TOKYO FMジャック」「Blue Ocean」
     DJの質問にあまり答えられず気だるい感じのあ~ちゃん。質問と関係なく「宮崎に行きたい」と言い出したり、その場のテンションについて行けない。
    13時JFN「ONCE」
    14時TOKYO FM「DIARY」
     DJから個人的に話を振られたときだけしかあ~ちゃんは喋らない。
     あ~ちゃんがぽつりとしか答えないときは、すかさず、かしゆかが言葉を補い、3人全体への質問にも、
     かしゆかとのっちが率先して明るく答えて場を盛り上げる
     Perfume鉄壁のフォーメーションチェンジであ~ちゃんをフォローする。
    18時TOKYO FM「WONDERFUL WORLD」
     収録の前にトライアングルのデイリー1位の速報が伝えられた。
    「本当に、すごい幸せです。」と言ってあ~ちゃんは涙をぼろぼろこぼした。
     3人が去った後、DJの方が言う。
    「ぽろぽろって瞳から涙がこぼれた、それが、本当にあんなきれいな涙なかなか見れません、ていうか、見たことがないです。あのつぶらな瞳からこぼれた大粒の涙、ものすごい印象的でした。」

    2009年7月15日(トライアングル アルバム1位確定 22万枚)
     もし、Perfumeを救ったものがあったとしたら、黙ってCDを買っていった一人一人のファンの思いだったのかもしれない。
    2009年7月20日 あ~ちゃんブログ更新(7/15収録)
     4か月間ファンクラブのブログを更新されない心配していたファンが一杯いた。
     素の西脇綾香の声に、表情に、姿に、涙するファンがいた。
     そういうファン一人一人がPerfumeを支えてきたんだと思う。


    2009年8月9日(「直角二等辺三角形TOUR」戸田文化会館)
     Prfumeは開演前にファンに対して心配をおかけして申し訳ないと深々と頭を下げた。

     この頃からするとPerfumeのメンバーも強くなったものだと思う。
     2年前にあ~ちゃんの熱愛の記事が出た時、RIJのMCで
     「もし本当にそういうことがあったら、真っ先に私からファンの皆さんにちゃんと言うから」と言い放ち、
     記事の内容を一蹴した。その後、一切その噂は出なくなった。
     あれから、彼女達の美しさもダンスも磨きがかかり、
     今、世界を颯爽と歩き、次のアルバム「LEVEL3」をこの秋リリースする。
     「Level3」とはPerfume3人が立つ新しい地平のことだと思う。
     Pefrumeの3人しか辿りつけないレベルなのかもしれない。
     そこから眺める景色をできるだけ一緒に見ていきたい。
     そして、Perfumeの次のストーリーがそこから始まるのだと思うと楽しみでならない。



    クラッシュのサンディニスタというアルバムから"レベル・ワルツ"を使っています。
    渋谷陽一の解説があるので引用します。
    「僕が編集長をやっている雑誌、『SIGHT』でクラッシュを特集した時、一曲だけ詞を掲載した。
    このアルバムに収められている"レベル・ワルツ"である。いわゆる代表曲ではないが、
    このバンド、そしてジョー・ストラマーの優れた部分を象徴する曲だと思いピックアップした。
    ミディアム・テンポのバラードで、歌のテーマは"戦いに敗れること"である。
    自分達は負ける事が分かっていても、戦うのだ、という決意を、声高に主張するのでなく、
    反抗のワルツを踊るという詩的な言い回しで見事に表現したナンバーだ。
    戦う事を歌ったパンク・バンドは多いが、負ける事まで歌い切ったバンドはない。
    ジョー・ストラマーはそれができる唯一のパンク・ロッカーだった。
    それが彼の素晴らしさであり、ある意味限界でもあった。
    それは彼の知性、そしてキャラクターから来るものだった」

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    2013.07.21 | コメント(4) | トラックバック(0) | Perfume

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