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    PerfumeとMIKIKO先生

     毎年、九州の田舎に帰省した折に高校時代の友達と飲会をやっているが、今年は飛び入りがあった。友達の知人が娘のことで相談があるという。できれば、娘も私に直接会って映画関係の話が聞きたいのだという。
     映画関係で仕事していたのは30年前の話だし、有意な情報を提供できるかわからないと言ったのだが是非にとの話なので会うことにした。
     娘さんは私の高校の後輩にあたり、今年、日本映画大学に入学するという。映画監督を目指しているんだという。高校では学年で5番以内の成績だったらしいが、私立の推薦を受けるには国立の特進クラスでからでは推薦できないため、下位のクラスに編入してまで受験したそうだ。親からすれば国立に進学してほしいところで国立に行ってからでも遅くないと説得したそうだが、娘としては中学生の頃から映画の道に進みたいと考えており進学先は自分なりに調べた結果だ。国立に行ってからでは遅すぎると一蹴されたそうだ。
    本人にもあったが、純朴な感じで芯が強そうな子だっだが、私からするとその子の親のの方に共感してしまった。
     映画でメシを食っていく大変さを私が知っている範囲で説明した。私の知り合いも殆どが映画だけではメシが食えず、大学の教授になっている。先日亡くなった大島渚監督が映画会社に採用された最後の世代で、我々の頃は映画監督は給料をもらう者は殆どなく、弱小プロダクションに入るかフリーでだけ仕事があるときだけ金をもらえる形で生活的にも安定しないという話もした。
     ただ、彼女の意思は固く、とりあえず進学する大学の教授も2、3人知り合いがおり、他にも今も現役で映画を撮っている奴もいるので、もし必要だったら言ってくれと連絡先だけ渡した。
     私の息子も来年は高校受験で他人事ではなく、彼女と別れた後も気になった。私の時代の高校受験は学区制で進学できる普通高校が一校しかなく、競争率が1.01倍で落やも夢も特になかった。ただ、九州の田舎にいるのがたまらなく嫌で、今いる場所からできるだけ遠い大学に行きたかった。
     今思えば、映画監督にならなかったのも結局、私自身の映画への思いの浅さだったのだと思う。
     Perfumeのことを知れば知る程、Perfumeの3人とMIKIKOさんの思いの深さに私はふいに胸を打たれる時がある。




     Perfumeの3人をずっと支えてきたMIKIKOさんについて福山桜子さんが語っているブログがある。
    <<
    彼女の振りは、踊りにありがちな、いくつもの観た事のある振りのコンビネーションに陥ることがない。
    唯一無二のオリジナルな振り。
    絶対プロしか踊れないなさそうな「おお!」という振付。
    観ている人々が踊れそうかも、と踊りたくなる振付。
    踊れそうだけど踊れない、難しいやつ。
    いろいろ。カコよく、品よく、面白く、予測させない。
    その振りは、つまりはMIKIKOティーチャー自身やね。
    カコよく、品が良く、くだらない話では涙が出るほど笑い、そして、謎めいているというか、
    「うふふふふ」っと、雰囲気マントを一枚纏って家を出て来るんだろうなというか、構成物質が解読出来ないというか。
    良い意味で予測させない。不思議な雰囲気。
    やっぱ、個人の名前で自分で商売やっている奴らは強いっす。
    日本で女子やっているのは、現場仕事だと、また、縦社会風味のところだと、ナカナカナカナカナカ大変ですが、
    闘いながら争わない方法を身につけて戦ってきたんだろうなぁ、と。
    立っているのが辛い時もあるだろうに、いつでもまっすぐ前を見て、シャンとしている姿には、潔い美しさを感じます。
    その姿に、アテクシ、助けていただきました。
    きっとそうやって多くの人を勇気づけて来たのではないかと思います。
    >>

     進学をせずダンスでやっていくとMIKIKOさんが決めた時、ご両親はきっと反対されたと思う。そして本人も悩んだに違いない。ダンサーとして未熟なのは本人が一番わかっていた筈だ。
     高校3年からバレエとストリートダンス二人の師匠について必死に習ったとはいえ、アメリカみたいに毎日、ロングランで公演があって、観に来るお客さんが絶えずいて、それで食べられるダンサーやクリエーターがいっぱいいる環境がない日本の広島という地で、食べていくためには他人に教えてながら学ぶ道しかなかった。
    5歳のころからバレエを始め今もアクターズで教えているCHRISさんを師匠としてダンスチームを組み、何とかくらいついて成果を上げていく。
    1995年 (17才)HIPHOPダンスチーム「DOO−WOP」結成。
    1995年 (18才)
        サーカスダンスコンテスト優勝。VINYLダンスコンテスト優勝。
     中田千湖バレエシアターダンスギャラリー1「CLORS」出演。
     JAZZダンスチーム「FEMME」結成。DAYDREAMダンスコンテスト優勝(FEMME)。

    uvs130127-03.jpg

     
    <<
    19歳の時からダンスを教えることを始めなければならなくなって、2年後にアクターズスクールが出来て、その第一期生が当時小学5年生だったPerfumeなんです。(MIKIKO)
    >>

    uvs130127-01.jpg


    MIKIKOさんの過去のブログより
    <<
    『技術は感情表現の手段よ』
    『センスを裏付けする技術を付けなさい!』
    とよくバレエの先生に言われていたのを思い出します。

    コツコツと訓練を重ねて磨き上げられたカラダは、
    外から見てももちろん美しいですが、
    努力してきたプライドが
    カラダの内側からにじみ出ていて、
    その人を『凛』と見せるんですよね、
    勝手に。
    背中でモノを言う
    そういう感じでしょうか。
    >>(MIKIKO)

    そして、もう一つの転機が27歳の時、彼女の作・演出した「DRESS CODE」アミューズの大里会長が見て「本格的に演出の勉強したら?」と言われ支援してくれることになり、プレーヤーから演出家への転換を決意する。

    「踊れない子が踊れるようになって、人ってこんなに変われるんだ、魅力的に見えるんだって、そこを引き出すのが好きになって。何もない空間を立体的に肉体の動きだけで見せるもの楽しくなって、どんどん作る作業が好きになってのめり込んでいきましたね。」

    「ダンサーとして表に出るのはここで辞めて、作る側に回ろう」と決意したのが27歳の頃です。(MIKIKO)

     ダンサーから先生にそして振付け師へとなった今も踊ることを忘れないMIKIKOさんは時に呟いている。
    「まいんちゃんのリハーサルビデオの中の自分があまりにも楽しそうに踊っていた事だ・・・。
     恥ずかしさを通り越して愛おしかったよ」

    MIKIKOさんにとってダンスや演出を通じて追い求めていたものは、涙もろくあまりにも弱い存在でしかない自分自身を駆り立てていった「好き」という思いだったのかもしれない。

    MIKIKOノートより(東京ドーム公演の頃)
    『スタイルのある演出振付家になる!!』
    と何度も何度も書いてあって
    我ながらびっくり。
    多分5年前位に書いたものですね。
    当時どんな心境で書いたのかは全く覚えてないし、書いた事すら忘れていたのですが、
    自分の思いをノートに書いて整理する癖があったので、きっと深く思うところがあったのでしょう
    最近、とある尊敬する方に言われて
    凄く嬉しかった言葉が
    『MIKIKOの振付にはスタイルがある』
    という言葉でして。

    すっかり自分が書いた文章を忘れていた私は
    昨夜そのノートの1ページを見つけて
    ひとり鳥肌が立った訳であります。

    流れていく月日、出会う人によって
    見える景色は変わってきますが、
    信念をもって
    変わらぬ良さと
    変われる強さ
    両方を持って進んで行きたいものです。

    チャージ完了。
    進みます!!!

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    2013.01.28 | コメント(6) | トラックバック(0) | Perfume

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