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    Perfumeとストーリー

    全てのときをついやし、僕は君を想う 
    愛するという永遠を求めて
                  - Spending all my time -

    青春の全てをPefumeについやしてきたと彼女達は言う。
    Perfumeが駄目になったらホンマに悲しいんよとあ~ちゃんは言う。

    Perfumeのストーリーはどこにでもありそうでどこにもない。
    小学生の頃、洟垂れ小僧が遊び仲間とつるんでグループを作ることはよくある。
    大人になってバカばっかりしてたよなと懐かしむことは誰にだってある。
    SPEEDごっこの延長でSPEEDになりたいと思った女の子達のグループが
    売れない時期が長かったにせよ、彼女達の手に負えない程のグループになり、
    何十人もの大人達や会社を養うようになり、世界中にファンを獲得するようになろうとは
    誰も思わなかっただろう。
    特に美人なわけではない、天才的な歌声やダンスを持っているわけでもない。
    平凡な女の子でも夢を持って努力を続ければいつかきっと夢はかなうというサクセスストーリー。
    どうしてこれほどまでにファンをひきつけてやまないのだろう。

    『広島からホームまで(親に)送り出してもらって、新幹線の中で、新幹線で一人帰るんだけど
     「ありがとう、ガンバルわ、ちゃんと夢かなえるわ」ゆうてメールを送りたいんじゃけどね、
     広島からね、30分くらい電波つながらんのよ、あそこトンネルばっかりでね、
     全然電波がなくてから、メールが全然送れんの。
     ほんじゃけどね、その30分くらいね、もう、ねえ涙がとまらんくてね。
     送れんけんさー、何ぼでも書けるじゃん。
     したら、なんかちょっと、うまくいってない自分が悔しくて、
     ちょっとお母さんとかに当たってしまったこととか、
     あー申し訳ないことしたなー、せっかく会えたのにあんな風に言ってしまったわって。
     すごい素直になれる。そのメールはすごい素直になってね、書ける時間だったの。』
                                  「JPN」西脇綾香

    日本は母系原理の社会といわれる。
    Perfumeが受け入れられたのはそんな母系社会への回帰だからなのか。

    母性原理

                                        「子供と学校」河合隼雄

    私はむしろ父系原理の社会の憧れ、九州の田舎から逃げてきた男だ。
    そんな私がライブでPerfumeのストーリを語り続ける彼女達に引き付けられてやまない。

    Perfumeと同じ広島出身のミュージシャンで人をひきつけてやまないストーリーを持つ男がいる。
    広島を憎み、貧乏を憎み、銭が正義だといいきる男。
    そう思わないと生きてこれなかった自分に腹が立つという男がいる。矢沢永吉だ。
    親が死んで、親戚の家をたらい回しされた子供時代、屈辱の中で育ち、ワルの時代に入ってもスジだけは通してきたと自負する男。
    初恋の相手に「矢沢君まじめになって」と言われて、彼女の前では言語障害になってしまうような純な気持ちのまま音楽に目覚めた男。

    『広島から夜汽車に乗って出るときもそうだった。
     オレは自分で広島を出ようと思った。
     出るなら最終列車がいいと思った。
     それで髭を剃った。まだ、高校3年生だったからそんなにゴツイ髭はなかったけれど。
     自分で自分のドラマを書いた。自分で決めた。
     まだ、18歳で手探り状態だった。気持ちも半分しかなかった。
     広島の駅を出るとき、ちょっと待って、ちょっと待って。オレちょっとカッコつけただけだよ。
     ごめん、次の駅で降りるから」って言ってしまいたい気持ちを持ちながら、
     「ウソだろ?ウソだろ?おまえ、出るのか?出るのか?」って言いながら、
     広島の街からだんだん離れていった。
     横浜駅に着いたときは、どうしたらいいかわからなかった。まだ、ガキであることは確かだったんだ。
     「そうだ、アメリカに行こうと思った」
     アメリカにどうやって行こう。横浜に米軍基地があるから、そこから船で渡って、
     そこで皿洗いなんかやって、米軍の中のクラブかなんかでバイトしようと思った。
     クラブ、クラブ、横文字がいい。
     「すいません、横須賀ってどこにあるんですか?」
     オレは見知らぬ人に訊いていた。
     そんなこと、ひとつずつ、自分の身体動かしてきたんだ。』

                                「アー・ユー・ハッピー」矢沢永吉

    矢沢が始めてアメリカでアルバムを発売した時、契約レコード会社の問題はあったにせよ2000枚しか売れなかった。
    日本でなら最低でも20万枚は売るきる男が、国際免許を取り、女房と一緒に英語学校に通いRとLの発音でコテンパンにしごかれた挙句の世界進出だった。
    彼は世界進出という名目で移籍を誘い日本のレコード売上げだけが目当てだったレコード会社に見切りをつけ、
    もう一度一から彼はやり直した。


    坂本九以来ビルボードのトップを飾った日本のミュージシャンはいない。
    日本代表というPerfumeが本当に世界で通用するのか、これからどういう道を歩むのか誰も知らない。
    一人の巨大な才能を中心に行う表現とPerfumeのように才能の集積によって生まれる表現ではできるものは違うかもしれないが、到達すべき地点はそんなに変わらないのでないだろうか。

    Perfumeのストーリーはまだ始まったばかりだ。

    5年間前のポリリズムのフラゲの日なのでその日のことを編集した動画をどうぞ。

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    2012.09.11 | コメント(2) | トラックバック(0) | Perfume

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