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    バレンタインデーのトップに躍り出た曲

    私はバレンタインデーの恩恵を受けたことはない。
    中学の頃、一緒にバスケの部活をやっていた友達に渡してくれとチョコレイトの運搬係をやらされた経験がある。
    運搬を無事終えたと思ったのに、ちゃんと渡してくれなかったと女の子になじられ泣かれたことがある。
    部室でチョコレイトをヒョイと渡せば知れ渡るのは明らかだし、運搬する身にもなってくれよ。
    知られたくないなら自分で直接渡せばいいじゃん。
    お菓子会社の策略で面倒くさい風習を作りやがってとその時は思っていた。

    時代はバレンタイデーのために色んな曲を生み出した。
    そして、今年「チョコレイトディスコ」が定番曲のトップに踊り出たそうだ。

    2007年2月14日に「チョコレイトディスコ」がリリースされた時、
    Perfumeを知るものはごくわずかしかいなかった。
    私自身、発売されたことさえ知らなかった。

    ポリリズム発売時点でのPerfumeのCD売り上げ枚数だ。
    発売日   ランク 一週目 累計
    2004/03/17 117位 1018 1018 モノクロームエフェクト
    2004/09/08 119位  802 802  ビタミンドロップ
    2005/09/21  99位 1188 2630  リニアモーターガール
    2006/01/11  45位 1853 3841  コンピューターシティ
    2006/06/28  77位 1530 1989  エレクトロ・ワールド
    2007/02/14  31位 3990 7836  ファン・サーヴィス(チョコレイトディスコ)

    シングルで10万枚、アルバムで20万枚をコンスタントに売り上げる現在の姿をこの時予想できた人間がいただろうか。
    誰がポリリズムのビッグバンを予測できただろうか。
    通常CDシングルは一週目で売りつくしそれ以降売れることがないのだが、
    チョコレートディスコだけは、その後半年の間に2倍の枚数を売り上げている。
    そこにチョコレートディスコをラジオで押し続けた木村カエラとポリリズムのブレークへとつなげる伝説が生まれた。

    私がPerfumeを知ったのは木村カエラからだった。
    (といってもテレビはsakusakuしか見ていなかった私には唯一の情報源なのだが)

    そして、さいたまのJPNライブに行った時、真っ先に迎えてくれたのが木村カエラの花輪だった。
    木村カエラを含めたファンの気持ちがPerfumeのブレークを支えたのかもしれない。
    あーちゃんは今でもカエラさんはPerfumeの恩人じゃけんと言っている。
    その話を動画にしてみた。Perfumeのファンでよかったと思える動画になっていればと思います。

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    2012.02.13 | コメント(0) | トラックバック(0) | Perfume

    息子という彼のこと

    昨年は息子のことを面白く感じた一年だった。
    自分を生きなおしているような人間が身近にいることの驚きといった方がいいかもしれない。

    彼の不器用さを私は愛しているのかもしれない。
    息子は自分で納得がいかないと動けない不器用な男だ。
    学校の課題も気に入った言葉が見つからないと家に持ち帰ってウンウンうなっている息子の不器用さが好きだ。

    彼が幼稚園に通っていた頃、道端で走っていて転んだことがあった。
    家内が「痛いの、痛いの、飛んでけー」というと
    彼は「痛いのって、どこに飛んでいくの」と聞く。
    「うーん、お父さんかな」
    「お父さんに飛んでいったら、お父さんが痛いの」
    「ウーン、リュウ君から痛いのが飛んで行った分、痛いのかな」
    「それじゃ、イヤだな」
    「じゃー、お空の向こうに飛んでけってのはどう」
    「お空に飛んでいったら、誰かが痛いの」
    「誰か知らない人が痛いのかも」
    「それじゃ、やっぱり、イヤだな。だったら痛いのは飛んでいかなくていい。我慢するからいい!」
    自分の痛みは自分で引き受けるしかないということをこの年齢でわかるようになるのかと思った。
    「痛み」を客体化して見れるのかと感心したことがあった。

    森進一が勝手に詩を追加して歌ったのが許せないと「おふくろさん」の歌唱を禁じた作詞家がいた。
    森進一が謝りに行っても会ってくれないことを取り上げたワイドショーを家内が見ていたときのことだ。
    「何これ?」と彼が興味を示したので一緒に見ていたという。
    色々と聞いてくるので適当に答えていると
    「や、本当はこのおじいちゃんの方が可哀想なんだよ。
     謝るというのは、許してもらいたいと思ってるから、一方的に謝ったって駄目なんだ。
     許すって言ってくれないと謝ったことにならないから。
     許すって、タイミングがあるから。
     許してくれといわれる程、許せなくなるんだ。
     だから、許したくても許せない、このおじいちゃんの方が可哀想なんだ」
    彼が許せないことの悲しみを知っていたかどうかはわからない。
    ただ、作詞家にその頃死んだ自分の爺さんの姿を重ね合わせて見ていたのかも知れない。
    家内の親父は戦時中は戦艦金剛に乗船し、戦後は自衛隊で働いた。
    退官後に東京海上火災に勤め、怒ると皆が首を竦める程怒鳴った。
    婆さんと家内にはいつも癇癪をおこされていたが、不思議と私と息子には怒らなかった。
    息子が散歩についていくといつもアイスキャンデーを買ってもらっていたらしい。
    彼なりの視点で爺さんに好感を持っていたのではと思う。
    許すことが苦手な爺さんのことを。

    小学4年生の頃「ナルニア物語」という本を読んで読書感想文を彼が書いたのを読んだことがある。
    ナルニア国という魔法の世界のすばらしさや美しさを述べた後、魔法の国がどんなにすばらしかったとしても
    現在の生活を選ぶという。
    「僕はこの地球という星に生まれ、横浜の日吉という町に育ち、友達や家族とで会えた。
     たとえ、魔法の国がどんなにすばらしい世界だとしても、これから大変なことがあるかも知れないけど
     僕が住むこの場所で友達や家族と笑ったり、ケンカしたりすることがすごく大切なことだと思うから、
     僕は魔法の国より、ここに生きることを選ぶ」という
     空想と現実の違いをこの年齢ではっきり認識できるようになるのかと思った。

    そして、6年生の卒業文集の作文を読んだ。
    彼は将来、お茶の先生になって、海外に日本の文化を紹介する人になりたいという。
    お茶の素晴らしさをわかってもらうことは難しいけど、お茶を飲み干す清涼感を伝えられたらという。

    意外だった。少なくともお茶を教室に行かせたこともないし、彼がお茶の世界がわかるとは思わなかったからだ。
    そういえば、朝、しきりに家内に抹茶を要求した時期があったなと思い出した。

    外国人が一番理解できない日本文化はお茶の世界だと聞く。
    日光東照宮などが一番外国人にわかりやすく人気だそうだが、狭い部屋でみすぼらしい茶器を賞でる世界は正体不明らしい。
    ドナルドキーンが第二次世界大戦の真っ最中に源氏物語を読んで衝撃をうけたようなことは滅多におこらないと思う。
    殺伐とした雰囲気の中で、戦争という気配が一切見えない源氏物語の世界に引き込まれたという。

    日本は平和な国だ。2000年という長い歴史の中で海外の国に占領されたのは第二次世界大戦しかなかったという稀有な国である。
    隣の朝鮮は近隣の中国や日本から蹂躙される歴史を刻んできた。
    韓国の不幸は隣国が中国だったことかも知れない。

    彼がお茶というメタファーを使って日本文化を紹介する大使たらん思ったかはわからない。
    ただ、学校の先生は理解してくれなかったみたいで、お茶を習ったこともないのに卒業文集として書くのはおかしいと言われたらしく、カチンときてお茶の先生をやめて歴史学者になるという風に書き直した。
    学習塾で素晴らしい先生に出会って歴史が大好きになったという作文に書き直した。

    人は育てたようにしか育たないし、育てようとした風には決して育たないものだと思う。

    彼には多様性と多面性に世界が満ち溢れ、自分自身はその多様性の一部にすぎないこと
    自分を尊重してほしかったら、他者の意見を尊重することからしか始まらないことを理解してもらえたらと思う。

    後、親父である自分に何ができるか考えた時、結局、私にできることはたった一つだけだかなと思う。

    息子が成長し、仮に人殺しをして私の前に現れたとしても、
    理由を問わず最後まで彼の味方になれる人間になりたいと私は思う。

    P1020326.jpg

    2012.02.08 | コメント(2) | トラックバック(0) | 雑感

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