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    金魚という言葉

    「金魚に呼ばれた気がしたんですよね7年前の夏祭りで金魚屋のおじちゃんからもらって7年間、全く可愛がっていなかったんですよ。大きな金魚だったんですが、僕が本当に落ち込んだ時に「ブクブクー」と聞こえて来て、何か気になったんです。それで水槽の蓋をぱかっと開けて上から覗いた時に、ビビビビっと雷に打たれたような感覚でした。素朴な和金で、金魚の原点のような種類だったんですが、ほとんど世話もしていなかったその糞まみれの水槽の中にすっといる赤い背中が美しいと思ったんですね。」

    ”金魚養画場”と呼ぶアトリエでひたすら金魚を書き続ける、深堀隆介さんが1999年の冬に金魚に出会った時の感覚だ。

    「何が美なのか、何が芸術なのか、何をやっていいのかわからなくなってしまったんですね。でも自分はこれで食ってやるというプライドはあって、それが崩れそうになりました。」
    そんな時、金魚に出会ったという。その時の感覚を「金魚救い」と呼ぶ。金魚によってもたらされた救い。



    「僕は金魚を描いていますが、見て描くわけではないんです。人の記憶というか、人間を描いているような感覚なんですよね。全部人なんです。金魚に種類はいっぱいいますが、それを描こうというよりは僕の感情の中にある画像というか、人間の色んな感情、愛や悲しみとかそういうものが形になっているんです、それは僕にとっては言葉ですよね。」

    深堀さんが出会った金魚は記憶の底に浮かび上がった言葉みたいに深堀さんを表現へと突き動かしていく。
    郵パックの箱の中に書かれた金魚、枡の中に樹脂と一緒に描きこまれた金魚。そんな金魚に世界中の人が魅了されていく。
    人工的に人間によって交配され鑑賞されることで日本の中で育ってきた金魚
    「金魚は、人の手による品種改良で作出されている。しかし、最初の金魚である金色のフナは、沢山の原種のフナを飼っていても出現しないらしく、人間は、フナを金色に変えることすらできないのです。
    その金色のフナの発見から何百年もかけて、多くの品種の金魚を人間が作ってきたが、完全に種として定着している品種は、ほとんどいない。もしも、人間が選別作業をしなかったら、金魚たちは自由交配し数代ほどでフナに戻ってしまうらしい(あのランチュウでさえも・・・)。
    そう考えると、金魚の歴史は、金魚をフナに戻そうとする神様に、人間が抵抗してきた歴史とも言えるのではないだろうか? 金魚を愛する人間がいなくなれば、すべての金魚はフナに戻ってしまう。金魚たちは、美しさと同時に空しさも背負って生まれてくるのです。
     では、金魚は一体何者なのか?かわいらしいあの姿は、仮の姿なのか?
    ものすごく怪しげに感じませんか?僕には、ヒラヒラと泳ぐ可愛い体の奥に原始のフナの体が隠れているように見えます。
    金魚の中に見る大自然。そして人間。」
     
    私にとっての金魚とは、Perfumeなのかもしれないと深堀さんの動画を見て思った。

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    2012.01.11 | コメント(0) | トラックバック(0) | Perfume

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